café

MORICI2005-04-15

友人と喫茶する。
非常に洒落たカットソーを着ている。ほしい。
店内の客が今日はやけにそわそわしている。
ストレスによる落ち着きのなさを感じる。
イライラが原因で卒倒しそうな
初老のサラリーマンも目に付いたが、
和服を着た常連の中年女性は少しおかしかった。
その人は座るなり、いちごジュースが
出来るかどうか確認し注文した。
そしてジュースが出てきたら
すぐにストローでズ・ズズズィと大きな音で飲み干した。
そのきちっとした装いとは正反対なエチケットで。
またすぐに会計を済ませ出て行った。
なぜこんなに気になったのかというと、
多分味わいもせず義務のように飲んでいたからだろう。
せめて余裕のあるときに旬のものを楽しんでいたいと思った。