2008-01-01から1年間の記事一覧

御用牙〜かみそり半蔵地獄攻め(1973、東宝)

噂には知っていたが、 ラッキーなことに思いがけなく鑑賞する機会を持つ。 勧善懲悪は時代劇の基本中の基本だが、 大まかな話の流れとオチ以外は他の追随を断固許さないシーン連発で、 飲みかけたお茶を何度もむせた。 今後こんな型破りな映画の製作は不可能…

campione a un campo di minigolf

同窓の年末ゴルフ大会に参加。ショートコース。 相変わらずのパッティング下手に困るもベタピン連発。 結果ショットの冴えが上回り見事優勝。有終の美に酔う。 最後までなくならなかったこのB社ボールを愛用したくなった。 ただD社のコースで、ボールなどD社…

パパは、出張中!(1985、ユーゴスラビア)

暗く重苦しい空気にぽつぽつ見えるぬくもり。 エゴとエゴの衝突と、家族の絆。 気がつくと子供の視点でみていた。 こういう派手ではないがじっくりした作品を堪能できる人間でよかったとも思う。 ナターシャがマリクに渡した手紙が、いまも気になる。 ラジオ…

godiamo una passeggiata!

ひとりなら無心でもくもく歩く。 ふたり以上ならバカ話してにぎやかに歩く。 下山後、カレーをごちになる。 結論として、山登りとカレーのコンボは強力な充足感を約束してくれる。 冬の時代に、山歩きの人気が高まるに違いない。

チェックを2つ

TV

BSのニューヨーク街物語の屋台の話は胸が熱くなった。 こういう方々を応援せずにはいられない。 個性を主張するから街なんだ。半端な計画は計画じゃない。 後日、日本のこういう話題に触れたい。 U字工事、M-1決勝進出! 笑いたいのと同時に暖かくなりたい。…

ハンバーガーをがっつくときは袖をまくれ

友人おすすめのハンバーガーショップでテイクアウトし、 静かな公園のベンチで落ち着いてほおばり始めた。 ゆったりとした午後のひとときと豪快な味を満喫していると、 ふと手元に目をやった。バンズからしたたるソースが 腕をつたって服の袖に垂れてきてる…

modo di mangiare un hamburger

チャリ&ジョグによる基礎体力の強化は正直なもので、 年末ゴルフに向けた特打ちでもなかなか疲れない。まだまだやれる。 スイング時に上下する頭の問題も、雑誌やネットで調べた結果クリアできた。 そして今日、手ごたえのあるドライバーショットを初めて打…

朝食シリアル+α

先日のフレークにミルクと生ラズベリーを加えて食べてみた。 んまい。んまい、と言いたかっただけでもある。 ドライフルーツにはないクリアな酸味が味わいに花を添えている。 自家製というのもおいしさの理由のひとつ、だと思う。自画自賛。 ちょっと工夫を…

ho tremato di freddo in col

急に厳しい冷え込みだ。 あろうことか自転車乗りとして、その寒波を完全に舐めていた。 登りは体も適度に温まっていうことがなかったが、 下りは腹が痛くなり、頭がおかしくなりそうだった。 手も言うことをきかずハンドルの上にのせるだけで、 人事不省とは…

アルセーニエフ「シベリアの密林を行く」

第1回目・2回目ウスリー地方探検の記録。 著者が観測隊の単なる指揮官だったのではなく、 温かさを持った鋭い観察眼と筆力が備わっていたことにより、 じっくり語り聞かせてくれたような気持ちだった。 この作品に接したことのある人には いま自分が自然と…

No soldi

カレーを注文してカウンターで時間を潰していた。 何気なくポケットに手をやると感触がない。財布がなかった。 お店の方に慌てて事情を言うと、 いつでもいいですよと笑顔で応じてくれた。 最近通い始めて顔が知られているのが幸いした。 家に連絡すると、テ…

LARANJEIRAS HOUSE

ずっと自転車の壁紙だったので、 ちょっと建築のにしようと調べてみた。 建築の壁紙はあるようでなかなか見つからない。 そうこうするうちに、インテリア関係のセンスあるwebに行き着き、 そこでおかしなくらい突きぬけた開放感ありありの写真を発見した。 …

ho mangiato il colazione smart stamani

先日の天ぷらそばや鴨なん、 グリルのランチ、KFC、シャコの握りなどなど。 唐突に○○が食べたくなる時がある。 何となく一定のスパンがないこともない。 昨日から朝食にコーンフレークをと思ったので早速購入。 トラやゴリラの箱のも懐かしいが、 今回はフラ…

黒糖キャラメル

うまい。黒砂糖とキャラメルが完全に融合している。 寒くなればなるほどキャラメルがほしくなるのはどうしてだろうか。

自然のつくる形

紅や黄色の落ち葉が押しやられ、 石段の隅へ寄せられる。 そこでみんな暖を取っている。 ただそれだけを、 しばらくじっと眺めることが、 貴重な時間となる気がした。

lapsus telefono

どういうわけか、携帯に間違い留守番電話をたびたびもらう。 以前カオルお姉ちゃんという方からいただいた、 おじいさんの初盆の件についてのメッセージなどはとりわけおかしくて、 消去するのが惜しいので今も保存している。 我が家も初盆をちょうど迎える…

聞き覚えはある

次期大統領の勝利宣言のニュースで、 会場で流れていた曲の反応する。 自然と熱くなってしまう音楽だ。 でも何の映画だったっけ・・・。 ジェリー・ゴールドスミスのような気がしないでもないような・・・。 とにかくこの選曲は納得だった。

abbiamo detto ”buono”

ルー作りは普段やるよりかなり適当に、 ぶつ切りの鶏もも入りのカレーを手早く仕上げる。 ゴロッと肉入りのが食べたい一心だった。 出来上がったものを口に入れながら、 食べるときよりも料理している時間のほうがいい気がした。 多少インドカレー慣れしてき…

やっぱりクロモリ

先日のサイクルモードで確信した。 カーボンは言うなればマシンという感じで、 自転車に乗っている感覚ははずせない者としては、 初代ロードはクロモリで、 できればホリゾンタル・フレームをチョイスしたい。 混み合う試走コースを走っていると、 いくら納得…

soprannominiamo dal film

自転車が趣味である友人たちとの会話。 ツーリングの際のコードネームをつけようじゃないかとなり、 映画『七人の侍』に出てくる浪人のうち、 誰かを一人選ぼうということになった。 走りの実力にそれなりの自信があれば久蔵で決まりなのだが、 恐縮気味で選…

版画への興味

高画質な画像をすぐプリントアウトできる時代において、 地道な作業を経て完成する版画の存在にやられている。 高校で美術の時間でいろいろと製作した経験が影響しているのかもしれない。 単色刷りや多色刷り版画、銅版画もやった。 当時一生懸命燃えたのは…

guardo le stampe

会員制ということで、 いつもは入れない敷地や建物に足を踏み入れる。 喧騒から静寂へ。 中はこんな造りになっているのか、 こういう庭はいいよね、すみたいねと、 好き勝手に好奇心に動かされ、 実際に触れたり歩いたりしながら得られる感触が気持ちいい。 …

『名短篇 新潮創刊一〇〇周年記念 通巻一二〇〇号記念』

読書の秋たけなわ。根気がなく途中でだれるので、長編よりも短篇が好みのようだ。 優れた短篇の持つ切れ味と、日本文学の流れも一緒に楽しませていただいた。 中でも、鴎外『身上話』おっさん視点全開、芥川『蜜柑』の色彩感ある展開が印象的であり、 島木健…

auspico

無人の境内で一休みしていた男は、 なぜかおみくじを引きたくなった。お参りもすませ、 ガラガラと何も考えずに振って出たのは第十一番。 大吉を当てた。たかがおみくじとはいいながら、 まんざらわるい気はしない。 ところが中身を読んでみるとどうだ。 冗…

ちまたの詐欺に思う

絶対だまされないとか、被害者のしたことへの疑問とかではなく、 世間をにぎわせている詐欺事件については、 よく分からないのが本音だ。 ただ一点、きっとそうだと言えることがある。 お笑いのスキルの一つであるノリツッコミができるおばちゃんは、 被害に…

effetto collaterale della medicina

ちょっと復調してきたので美術鑑賞に行く。 最初は初めて生で兜をみて興奮したりしてよかったけれども、 この上なく眠気を催す風邪薬の影響で、 次第に何度となく意識が飛び、 そのたびに危うく頭からガラスケースに倒れこみそうなる。 ぼんやりとしながら、…

J.N.ウィルフォード『地図を作った人びと』鈴木主税訳

人類の地図製作における厖大な知的好奇心に飲み込まれた。 地図製作の進化=人間の歴史をたどっていると、 まるで未知の土地へ冒険に出かけた気分を味わう。 古代バビロニアに始まりグレートウォールの向こう側へ、 心がふつふつ沸騰し続ける一冊だった。 『…

Visito il tempio buddista

山チャリのコースを下見しにドライブへ連れて行ってもらった。 登坂する数台の自転車とすれ違い、ゴール地点となっているお寺に着いた。 友人が言うとおり、 安っぽい赤や金で塗られた派手な色調のバブリーな寺門で、 商業施設のような駐車場や周辺施設、お…

セクスィーが足りないらしい

TV

セクスィー部長からセクスィー常務への展開にやられた。 基本、ベタなのがツボだ。 最終回ということで、 地味なコーナーながら一番好きな「世界の社食から」を期待していた。 過去の放送で、インドやベトナムの社食がとても印象に残っている。 隣の芝生は青…

ho mia routine

甘いジュースもわるくはないが屋外で飲むこだわりがあり、 ウーロン茶の冷たいのは苦手だということで、 お店に入るときはいつも注文するのはトマトジュース。 「いつもの。」そう頼んでも良さそうなぐらいお決まりだ。 ドクターストップにより、 コーヒーや…