2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「マーノ・デ・サントの帰郷」

注文していた本を受け取りに行く道は心が踊ってしかたがない。 その時代に、こんなに熱くて楽天的な日本人が生きておられたことに、 読んでるこちらまで、心がふつふつ沸騰してくる。 ジョン万次郎やジョセフ彦とはまた違った熱さ。 密出国からボカ・ジュニ…

il giorno di San Silvestro

昨日の仲間との集まりの流れから、 昼飯をラーメンにしようと店の前まで行ったものの、 結局、カレーの誘惑には勝てず。 ここはカレーで年を締めるべきだと、 いただきながら内心ほっと心が落ち着いた。 今年も、いろんなカレーをはじめ、 美味しいものをご…

JB逝く

旅立たれた。ご冥福をお祈りします。 小学校に行っていたころに、ラジオから流れた 〜ゲローパッ ォラォラ セクスマシーンに、 意味も分からず、すごくカッコいい曲だと興奮していた。 だから、音楽の時間にやってくれとも密かに期待していた。 周りに雑誌も…

ナンシー関さんの作品

集中力を維持できず、やれることもない日が続いたので、 こういうときは画集を見ようと、 年賀状作りのヒントを得る意味も込めて、 ナンシー関さんの版画を布団の上でみる。 独特のタッチを持つ線をシンプルに組み合わせて、 モンゴロイド特有の凹凸のない顔…

fare il bagno di bergamotto giapponese

4日前、素晴らしい柚子風呂を心ゆくまで楽しんだ。 その夜。 災難な修学旅行生や気の毒なお年寄りのニュースを、 どこか遠い場所の出来事のような感覚で聞いていると、 案の定というか、例のノロに撃沈された。 寝ようとしたとき、腹が異常にゴボゴボと呻き…

「ふだん着の温泉」

TV

いつもの客がいつもと変わらないように風呂につかり、 宿や浴場のあるじが日々の仕事を丁寧にこなす。 ただそれをみるのだけで落ち着き癒される。 そんな光景は、無意識に心のよりどころなのかもしれない。 それに、吉幾三氏の歌と温泉とは、 にやけてしまう…

cinghiali e porci

あとになってバタバタしないで済むように、 年賀状を作るには周到な準備が大切と信じている。 そこで今年こそはと、 干支にちなんだ手持ちの写真を用意していた。 お気に入りの写真であり、 元旦に届くよう早めの投函は余裕、そんな気分でいる。 ところが、…

「佐野ROCK!」&ブルースな刹那

以前友人と『MusiG』の1コーナー「佐野ROCK!」を見た。 内容は番組を見れば分かるけれども、 ロックかそうでないかを判定するときの間合いが 気持ちよく、佐野元春氏と山口智充さんのやりとりも、 テンポが良くて、時間の割に内容が濃く感じられる。 そのと…

blues

ちょっとした信号待ち、 小学校中学年くらいの子供が数人下校中。 太っちょの大将「おまえ、誰が好きやねん」 取り巻き達「クラスにいるんか?」などと、 しばらく同じようなやりとりが過ぎ、 元気そうな女の子「あんたは?先言えや」 大将「じゃあ言うたる…

カーワンHC

冷え込みが厳しくなる中、体内のラグビー熱が高まってきている。 ジョン・カーワン氏がジャパンのヘッドコーチに就任する予定が、 ヒートさせる一因かもしれない。現役のとき一流、 指導者になってからも実績があり、 日本でもプレーした経験のある人物の抜…

porto in inverno

冬の波止場。思ったよりも温かく、 コンクリートで固められた岸壁からでも、 海を眺めているひとときは、 気持ちが安らいでいく気がする。 海のある街に住んでいたい、と友人が言うけれども、 確かにそうかもしれない。 海、と聞くと、 紺碧のビーチや在りの…