2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『北国の帝王』

CSのシネフィル・イマジカ様々で、 どんどん録画をせざるを得ない。撮り置きが自然と貯まる。 R.アルドリッチ監督、すごすぎる。 無賃乗車という映画として地味なテーマにもかかわらず、 この迫力や臨場感は圧巻である。 リー・マーヴィンとアーネスト・ボー…

la bisboccia

いつもの店で仲間と飲む。 わずかながらでも飲酒量の増加は、 体の具合が上向きを意味しているように思える。 今日でこの店のあるスタッフが上がるので、 挨拶に来る客たちでごった返し、 店内のボルテージはクラブ並に上昇している。 いろいろな最後の日が…

『踏まれた麦は強くなる』

生で稽古や生活をみたことがなくても、 極めて厳しい世界であるのがわかる。 そんな相撲界において、頑強に戦ってきた力士の語る、 飾り気のない実直な文章は一読に値する。 たしかテレビでみたことのある霧島関は、 鮮やかな明るいブルーのまわしを締めて …

mappa antica

贅沢な日。また古書祭りに行く。 最近は古地図に大変興味があるので、 ひとつぐらい気に入ったものが欲しい。 しかし目に留まる地図ほど値が張るもので、 今回も断念する。 特に旧満州鉄道及びその一帯の路線地図と、 地図なのに耽美な雰囲気の紺色の表紙を…

小さな橋

妙に幾何学的デザインを感じさせる橋を渡る。 橋の影がより効果的に作用しており、 首を傾けながらだとなおさらそう感じることができる。 形状や規模を問わず、 思わず渡ってみたくなる橋に出会ってみたい。

ponticello

ここのところ熱いトークの飲み会が多い。 そこで度々思うことがある。 酒がなくても熱を帯びた語りは可能だろう。 酒が入ると話に人の素顔が垣間見えるので面白いだろう。 更に酒が入るとトークというよりも、 終わりのない本音と本音のぶつかり合いになるだ…

お魚ジャージ

ブエルタ・ア・エスパーニャの ポイント賞ジャージのデザインがいい。 スポンサーであるFROMという スペインの漁業組合提供のジャージだそうだ。 ブルーの生地に黄色の小魚がたくさん泳いでおり、 見てるだけで少し楽しくなるジャージで、 ポップなデザイン…

ビルヂング

天井の高さが気持ちいい。 ディテールばかりにこだわらず、 飾り気のなさに人と場所が調和する。 ちょっと休憩するにしても、昔の建造物は居心地がいい。 そういう時代の設計者は、 空間の持つ寛容さを熟知していた気がする。

la pratica

訳あって、署に通っている。 来週中もう一度行かねばならず、 こちらは悪いことをしていないのだが、 手続きの面倒さに心が少々疲れてきている。 ただ担当者が役人には珍しく、 精力的に事に当たるので、非常に助かっている。 申請していた仲間にも感謝を伝…

la soirée

体の調子が元通りでなくても、 友人たちとの集まりはいつも楽しい。 めずらしく酒類を注文せず、 ジュースやスウィートを味わう。 残暑の残る季節に屋外のテーブルだったからか、 チェやココナッツ味のボヴァを、 本場で堪能している気持ちになった。恥ずか…