disastro

茶屋1/144スケール

当ブログには、あまりストレスの溜まる話題を
取り上げたくはないけれど、今回だけは
そうせざるを得ない。ご了承ください。


例の事故は言うまでもなく酷く、
緊迫した状況の中でも本社内で同僚と笑っている
OLがいるような会社に、社会的な反省はこれからも期待できない。
ただ敢えて言うのなら、電車のダイヤが乱れる原因は何も
企業側だけにあるのではなく、
利用者の駆け込み乗車の横行にもあり、
速度超過が事の始まりならば、
自動車の運転で法定速度を遵守するドライバーなんて
ほぼ皆無なことから、それを一概に責められない気がした。
今まで車を運転して事故を起こし人を傷つけてないだけで、
(あるいは過去に人身事故を起こした人もいるかもしれないが)
社会に生きる以上、そのような行為は
他者を不幸にする可能性は十分に持っているに違いないから。
言ってしまえば、
この人災は企業のくだらない陰湿な体質が誘発させたのだろう。
でも、遺族の一人の言った「社会の緩み」がもたらした
警告の、ほんのひとつにすぎないのではないだろうか。
いいかげんな感覚で社会がこの先まともにつづくわけがない。


事故に遭われた方へご冥福をお祈りします。