gastrite

MORICI2006-07-24

十日前の炎天下、仕事中に軽度の熱中症にかかる。
眼のくまに汗が溜まり、シャツが重たくなるほど発汗していた。
なんとか予防のために、忠実に水分補給をしていたのだが、
よく冷えた水や茶、スコールを大量に飲んだためだろうか、
同時に胃がおかしくなり、昼飯の途中で冷や汗が噴き、
顔から血の気が引く。
ごはんが食べられず、何とか飲み込んでももどす有様で、
医者に診てもらい薬を飲んでも良くならない。
それから昨日の夜まで、通行人が振り返るほどの
極端な土色の顔で、ただ時間が過ぎていく生活を強いられた。
食べたいが胃がそれを拒否し、吐き気を催しながら空腹で動き回り、
どんどん痩せて正直このままではまずい気がした。
よくこんな状態で出勤したものだと我ながら思う。
昨晩、やぶれかぶれで開き直り、
好物であるお好み焼き3枚を強引に平らげたら、
なぜか劇的に回復し、久々の腹八分目感と安眠を得られた。
非常にうれしい。
飯がうまい、当たり前のようでも何という幸福感であろうか。
病気とは有難みを感じさせる機会でもあるようだ。
しかし何ともだらしがない。


もうすぐ梅雨も明けるだろう。
夏らしい夏を、ぎゅっと楽しみたい。