una cavalletta su il pedale

のどかだね

信号待ちで、ふとペダルに目をやった。
何とショウリョウバッタが一匹止まっていた。
周りに草むらのない路面なのに、
いつ、どこからここに?まさか走っているときも?
などと彼にささやかな驚きと感銘を受けながら、
できる限りそーっと降りて、自転車を立てかけた。
まだ飛んでいかない。
休みがてらにしばらく眺め、
近くに見えた植え込みの近くで、
自転車を揺すって降りてもらうことにした。
ちょっとうれしかった。
バッタとポタリングって最初で最後かも。