cinema

『サクラチル公団』

新しく見えたものも、やがて過去のものになっていく。 今日もどこかで、見慣れた景色が刻一刻と変わっていき、 流行り廃れはまた繰り返し振り出しに戻る循環。 近頃は多くの分野で、 急いで無理やりに雰囲気を醸し出そうとしているように思う。 ずれている感…

頭山

短いフィルムが面白い。 この作品は以前から見てみたかった。 シュールな世界観を個性的なアニメーションで表現を、 気持ちよく楽しんだ10分少々だった。 短時間では得がたい凝縮感があった。 なんだか頭に何か生えてきそうだ。 落語が元になっているそう…

ゴッドファーザー(1972,米)

幼い頃、テレビで放送された翌日から友達同士で、 とある建物の回転扉をちからずくで止めて閉じ込め、 拳銃を撃つ真似を何度したことだろう。 この歳になって、ようやくロバート・デュバルの渋さが 少しだけ分かってきたらしい。 特に好きなシーンは、マイケ…

特攻大作戦

新作で汗臭い映画が作られなくなった気がする。 だからたまにオラオラお前ら、というような ノリを重視した作品に出会うとうれしい。 無理やり知的にさせられたり、 とりあえず非現実的な怖さを見せ付けられるより、 シネマ=シンプルな娯楽、と体感させてく…

「マッハ!!!!」と「ドラムライン」

映画を見る。前から思うことのひとつに、 いつの頃からだろうか、 家でアクションの映画を鑑賞した後急に脱力し やる気がおきなくなっていった気がする。 もし自分が小学生だったら興奮して、 今ごろマネして何か壊してるだろう。