suolo e porto

MORICI2005-06-05

晴れた日には何もない更地が心地いい。
このあたりでは、センスのない余分なオブジェや
看板のない広い空き地はめったにない。
私にとって自然そのものに溶け込むことは不可欠のようだ。
欲を言えばここが埋め立て地であるのが精神的に良くない。
ここでボーッとする。それが神経を鎮めてくれる気がする。


近くに新たなヨットハーバーが造られたが、停泊中の
船やヨットはまばらで港とは言い難い。折りよく近くで
今からマリンスポーツを楽しみに来た小太りの中年男性たちが、
スタッフの説明を受けている。スタッフのおっさんが会話のシメに
「お風呂はもう沸いておりますから」と、
何度も伝えていたことがツボに来る。どうも大きな目的は入浴らしい。
個人的には、昔からある近くのヨットハーバーのほうが
必要以上の高級感もなく、
ヨットの存在を引き立てる港や建物があって感じがいい。
そこではナイスセーリングできそうだ。
・・・セーリング、途方もなくいい響きに聞こえる。
カヌーは数回楽しんだことはあるがクルーザーや、
特にヨットに一度は乗ってみたい。この国ではヨットに触れる機会は
限られた人しかない気もするが、アメリカズカップのあるUSAや
ヨーロッパの人々はマリンスポーツをどれくらい楽しんでるのだろう。


暑くなれば、いつもの港に出かけてみたい。