図書館格差への憤り

近畿での話になるが滋賀県は偉い。資料によると、
住民一人当たりの蔵書数は約4.82冊で全国1位。
昔は全国で最も図書館の少ない県だったらしいが、
自治体の奮闘努力がひしひしと伝わってくる。
阪神間もファイトしてる。中でも芦屋市の住民一人当たりの
蔵書数は約3.84冊で全国レベルでもトップクラスの値だ。
作家を招いての座談会やHPの充実ぶりは他の追随を許さない。
なのに何だ、神戸市は。一人当たり約1冊って。
多額の税金を払ってこの有様なのか。
兵庫県の一人当たり蔵書数は近畿最低で全国44位。
ということは芦屋市や西宮市・猪名川町の図書館は非常に
がんばってるのだが神戸市や高砂市明石市などが猛烈に
足を引っ張っていることになる。
協力課は「予算不足だが、市も苦しい」とは言うが、
同じく財政難の芦屋市が出来て神戸市には出来ないらしい。
芦屋市立図書館統計をみると、
市民一人が244円出せば一人当たり3.84冊確保できるはずなのだ。
やらないだけ。「ワタシらやる気ありませんわ」と言っているのと同じ。
全国には感動すら覚える図書館もあるようで、
以前に山形県鶴岡市の図書館は児童向けのサービスが大好評で
子供たちがフィーバーしている記事を読んだ。是非行ってみたい。
反面、神戸市のお偉いさんは半端な観光事業と、
高額な運賃で金を取るしか頭にないらしい。
裏で何してるのだろう、大阪市のように。
所詮、教育問題に取り組む市会議員も烏合の衆か。


昨今役所の荒れた実態が次々と明るみに出てきてはいるが、
やる気のない者をクビにする制度は必須としか言えない。
今日も彼らは定時に帰り、我々の金でメシを食ってるのか。