forca

MORICI2005-06-25

映画祭でレアな映画を楽しみたかったが、
整理券を得られずがっかりする。
沈む気持ちを払拭すべくあまり行ったことのない山をクライムする。
ヘルメットが無いので危険を感じない地点まで分け入る。
木陰の涼しさが体にしみる。持ってきた清涼飲料水も
いつもより美味しい気がする。しかしこの勾配きつい。
気分はラルプ・デュエズ(平均斜度7%の山岳コース)を攻めるのに近い。
登山客のおばちゃんからは「がんばれ」を連呼されるが、
正確に応対する余力がそれほど残されていないので挨拶が中途半端になる。
そして帰り道に、
ロードやMTBでなくママチャリで登るおじさんには驚かされた。
彼は釣竿を背負い、スタンディングで登坂していた。
この先に民家があったか疑問に思う。川に釣りに行くつもりだろうか。
重力に真っ向から勝負を挑んでいるようだ。