corsa e ciucca

店で飲めばいくらするのだろうか?

小高い丘を上り下りしながら友人の家に寄せてもらう。
まさに新婚というフレッシュな家庭で休憩させてもらい
上質の休憩を得ることが出来た。
そうこうするうちに、
「誰も酒を飲まないから飲んでみる?」ということになり、
出されたのはあの『百年の孤独』という焼酎だった。
ワイフの田舎が宮崎だそうで、ご親戚の友人が製造されている
そうだ、記憶では。
しかしこういうお酒は普通の家庭では出てこなさそうに思える。
相当に感謝し密かに感激していた。ありがとう。
当然ながらロックで数杯、スルメとともにいただいた。
ただただうまい。このままゆっくり飲み続けていたい。
しかしそのころ自転車で来た事実に後悔し始める。
チャリじゃなかったらバンバン飲んで、
お言葉に甘えて確実に泊まってただろう。
ああ、自宅〜友人宅の直線距離約35km。


お開きとなり、暗い帰り道、こげばこぐほど酔いが回り、
どうも道を間違えたようで、ものすごく遠回りして
自宅へ走っていた。尻が痛い、雨も降る。まったく
見知らぬ土地でどんどん疲れる。
4時間後、残り1kmで友人の酒店に寄ってペプシを補給。
そこで常連らしいキツい爺と小話したが、
できれば出くわしたくない人となりだった。
疲れきったところで、こんな年寄りが女子高生と
××した話なんて聞きたいわけがないのだ。


激しくタフな1日が何とか過ぎた。