sincope

ほぼ1週間、熱と痒みと倦怠感に耐えながら横になっていた。
感染症にかかる。
肝機能が落ちていたので、
体を動かすのが大変で、
白目をむいて失神したことは、さすがに不安を感じざるを得なかった。
病名を言われたが名前が長くて、頭もぼーっとしていたのではっきり覚えていない。
はしかや水疱瘡のような、子供のときにかかるものだそうで、
知らずになって、いつのまにか治っている病気らしい。
おとなになってから患うと、このように症状がひどくなるようだ。


自分自身に言い聞かせるつもりで書くと、
体調に違和感を感じたら、まずはおとなしくしておくのがいい。
だるいからいっちょ走ってくるとか、
面白い本に夢中になって夜更かしするとか、
気分の優れない日には避けるべきだ。
だるさへの無駄な抵抗だろうか、
なぜか発症する日に限ってウンテイなど
アスレティックな運動までチャレンジしていた自分がおかしくみえる。
かゆさの原因は、新品のシーツの上でネコがゴロゴロしていたからと、
勝手に推測していたし、実に間違ったことばかりやってしまった1週間。


だいぶ調子が戻ってきたようなので、
明日は久しぶりに、ちょっとだけ元気よく散歩に出てみたい。