2006-10-19 un risciò こういう乗り物を見つけると敏感に、深く反応する。 兄弟たちは、インドやベトナムで今日もよく走っているだろう。 この星の未来を考えると、 資源を有効利用できるベロタクシーのように、 本当は需要が先進国にもあっていいと思う。 側道を自動車が突っ切っていく傍らで、 便利さの追求を疑わせたり、旅の思い出がよぎったりと、 今はただ何らかの象徴として、 リクシャに眼を向けてしまう。 運転手とセットではじめて、あのリクシャになる気がした。