abbigliamento

こんな庭ほしい

こじれたのか別の何かか、乾いた咳がまだ収まりきらない。


プリントTシャツを買うのを控え、
無地あるいはちょっと模様の入った半袖シャツを探している。
特に襟付きガラモノで雰囲気のあるシャツ探しは難しくて、
店員さんに尋ねるときも戸惑ってしまう。
この前、「映画『ゴッドファーザー2』でマイケルがキューバに行ったとき、
民衆が着ていた感じのシャツってないでしょうか」と、
求めているのを思い切ってダメモトで説明してみた。全く無理やりな表現だが、
映画を見ていてこれだ、と感じたからである。
行きつけの店の主人は、「そういうのですか・・・ほとんど入ってこないので、
国内に埋もれているのを見つけることになるのですが、運ですよね」
などと、過去に似たような質問をぶつけた人間がいたかのように即答された。
自然で素早い応対に少々面食らったけれども、
適当な返事ではなくてきちんと理解できた上での言葉であり、
大変貴重なお店だと改めて納得した。
服選びの楽しさは根気と直感だと思う。
刑事の聞き込みとも似ているような気がする。