「世界ノンフィクション・ヴェリタ24 第9巻」筑摩書房

 『森の猟人ピグミー』『極北の放浪者』『カラハリの失われた世界』収録。
どの作品も何てパワフルなんだ。パワフル過ぎて説明とか感想など、
あまり意味のないように思えてくる。このシリーズは強力無比だと言える。
 零下50℃の下でエスキモー(現イヌイット)と共に過ごした『極北の〜』や、
『カラハリ〜』を読んでいるときなどは、
ずっとニカウさんの顔を思い浮かんできた。
 もっと早くに読む機会があればよかった。それよりも、戦争はあるけれども、
もう100年、いや150年早くに生まれたくなった。