possibility&brave

 同じような年齢の者による試合や競技よりも、
幅広い世代で行う方が面白いのではないかと、
最近になって感じるようになった。
ツール・ド・フランス第15ステージは、
時代の流れをまざまざと映していた。
ランスがここまでやれること自体、最大の賛辞に値するものの、
最強が最強でなくなるときの漠然とした寂寥感と安堵感、
そして新たな最強を軸とした新しい力関係、現実は現実だ。
ヴェルビエ峠のアタックは、
これで落ち着いてツールを見ることができるようにと、
肩の荷をどこかにやってくれた。


 第138回全英オープン
トム・ワトソンに泣いた。
涙声の解説・青木功に泣いた。
最後の最後で賭けにでたけれど、
エストウッドの淡々としたプレー振りが印象的だった。
最高の大会は全英だ、リンクスだ。