はじめに

自宅はホッとするものの、
病院のベッドに慣れてしまった今、
比較的柔らかい家のベッドでは眠りにくい。
1か月に及ぶ入院生活の名残である。




今日からしばらく、
現在治療中である粉砕骨折について、
思うところを書き留めていきたいと思います。
というのも、
落車での骨折からオペに至るまで、
どういうわけかおよそ22時間もかかった顛末や、
入院生活体験を伝えることは、
一人の自転車乗りとしての義務だと感じ、
これを読んでくれた自転車好きやチャリダーの方々に、
有事での対処や入院の心構えを、
少しでも知ってほしいと願っているからです。


また、外来での治療と並行して述べていく予定ですので、
私の赤裸々な心理状態を
イメージしてもらえるのではないかと思います。
「痛そ…。」「こんなのなりたくねーな。」「気をつけないと。」
そう思ってくれれば、
多少は走行時の不注意も減るでしょうし、
多くの人がよりよい自転車ライフを楽しんでいただければ、
私にとって幸いです。


個人的には、大きなケガや病気は3度目です。
3度目のカムバックを実現するため、
日々ベストを尽くす、これあるのみです。


画像は今日リハビリの先生からいただいたもので、
緊急手術前の右ひじの状態です。
ご覧の通り、骨が欠損しておりました。
「なかなかのあれですよ。」と、
先生は繰り返し申されます、
ケガの重篤さをいまいち理解していない、
母親似の根っからポジティブな私に諭すように…。


まずは「骨折・救急編(仮)」と題し、2〜3日に1度程度、
更新できればと思います。
そして、
医療的な知識のない私が、
間違ったことをそのまま書き残さないように、
お忙しい所、お世話になったプロの方に監修をお願いしていますので、
記述した内容を信じて頂いて大丈夫です。
よろしくお願いいたします。
by MORICI