mio nonno

MORICI2005-09-19

昨夜は中秋の名月をぼんやり眺めて眠りについた。
朝になり、どうも家の様子がいつもとは違い誰もおらず、
不審に思いながら外出した。帰宅後、
父から未明に祖父が脳梗塞で倒れ病院だと聞かされる。
午前4時半頃に救急車が来たそうだ。もちろん
みな起きて出て行ったそうだが、どういうわけか、
その日に限って耳栓をして就寝していて全く気がつかなかった
自分に腹が立った。
幸い迅速な処置のおかげで軽度の症状が残るのみとなり、
ふつうに会話できるらしいのが不幸中の幸いだった。
最悪の事態を想像し、祖父との約束を果たせないかもしれない
と思ったときは、全身が不甲斐なさで充満していた。


しかし家族はなぜ起こさないのか、その時ぼくを。