3月ほど遅いツールまとめ

フランスでは、こんなコースの詳細な情報が記された
フリーペーパーが手に入るとは。
今更ながら今年のツールの感想。
絶対的王者ランスを中心としてレースが展開され、
強力なアシストやスタッフたちに支えられ
有終の美を飾った今大会。
引退レースだと意識して見ていると、
録画しているにもかかわらず、
走る姿を心に焼き付けようとしている自分がいた。
そのときにやっと、
彼こそスターだったんだ、と
突然覚醒するように気づいた。
スポーツにおけるこういう発見の繰り返しが人生のそれと似ている。
次のスターが知らないうちに出てくるのだろう。
何十年後かに、うれしそうにそのときの興奮をしゃべっている気がする。
いまのところ注目してる選手は、不運なパンクにも動じずに
熱い走りを見せてくれたオスカル・ペレイロにちょっと期待したい。
毎年バカンスの季節に開催されていて感じるのだか、
ツールが町にやって来るというお祭り気分が非常に羨ましい。
日本の祭りとはどこかが違ってみえる。
いつものペースで山や浜へ自転車で出かけ、
淡々と来年のツールを待とう。
世界自転車選手権はボーネン優勝ということで。
ああ、カテゴリー超級登るためにがんばろう。