2006-12-27 ナンシー関さんの作品 arte 集中力を維持できず、やれることもない日が続いたので、 こういうときは画集を見ようと、 年賀状作りのヒントを得る意味も込めて、 ナンシー関さんの版画を布団の上でみる。 独特のタッチを持つ線をシンプルに組み合わせて、 モンゴロイド特有の凹凸のない顔を表現する。 恐らくどの世界でも、 こういう引き算のセンスあるものが大切だと再認識させられる。 とくに小鼻と頬の間のシワが絶妙で、 そのシワに心をぐっとつかまれるような気持ちがする。 本当は、横になりながら鑑賞してはいけない気がした。