『きょうの猫村さん』ほしよりこ著

ぼーっと、そして心行くまで和みたいときに読む。
畳の上でゴロンとなって読みふけりたい。
絵のタッチや、いかにもな会話がクセになる。
ささっと描けそうで、実際はかなり難しいと思われる動物表現。
このさらりとした空気の持ち主である著者を、
本当に偉大だと思う。この感覚は持ち合わせていたくなる。
影響はなかなかに深刻で、
悠々とまったり過ごすことを「ネコムラする」と、
新たな動詞を作っている自分がいる。