『愛と闘魂の安全三角地帯』

『風景進化論』より。
椎名誠さんの本が好きだ。飾り気がなく勢いがあって読んで元気が出る。
私も含めラッシュ時に電車に乗らない人にとって、
たまに乗る満員電車の車内は一種の現代ドラマにみえてしまう。
そのなかのドラマのひとつに焦点をあてた作品で、
氏の観察眼と表現力が作り出す世界にどっぷり浸かることが気持ちいい。


ドアの両サイドにある乗り降りの邪魔にならないスペースを、
あの手この手で死守している感じのよくない乗客っていますよね。
そうやって居場所を確保することが邪魔になるんですがね。