御用牙〜かみそり半蔵地獄攻め(1973、東宝)

噂には知っていたが、
ラッキーなことに思いがけなく鑑賞する機会を持つ。
勧善懲悪は時代劇の基本中の基本だが、
大まかな話の流れとオチ以外は他の追随を断固許さないシーン連発で、
飲みかけたお茶を何度もむせた。
今後こんな型破りな映画の製作は不可能ではないかと、
言うなれば時代劇のひとつの極みをみた。
よく作った、
エネルギッシュな熱い時代や製作サイドの攻めの姿勢に脱帽。