『ノー・マンズ・ランド』(仏・伊・ベルギー・英・スロヴェニア,2001)

平和の空気の中ならば修復できる些細ないざこざが、
内戦状態では困難な事柄になり得るのが怖すぎる。
地雷は兵器の強大化の過程で生まれるべくして生まれたのだろうが、
よくもこんなに酷い使い方が出来るものだ。
上手くは言えないけれども、
戦争と平和の違いや、いがみあいの解決法など、
自分なりに考えてしまう。
そして考えながら、中立という立場について、
更に考えさせられる。何ができるのだろう。


これを鑑賞した後に、
今のサッカー日本代表のゲームをみれば、
いつもとどこか違ったものになる気がした。