2005-01-01から1年間の記事一覧

私式カレーライス(カリー)

知り合いに持っていくということで大量に仕込む。 年配の方もいるので穏やかでマイルドに仕上げた。 大量といっても家庭で作る量には限界があり、 一番大きな寸胴鍋で、せいぜい10人前というところだろうか。 作りながらいつも自分の趣向を考えるけれども、 …

rosolare

丁寧に、濃厚なキャラメル色を目標に 炒めているところ。 じわじわと。 ぼくが泊まったデリーの安宿の息子は、もっと手早く簡単に たまねぎやトマトなど さっと火を通して仕上げていたのを覚えている。 たまねぎの甘みこそ、日本人好みのカレーのポイントな…

corsa e ciucca

小高い丘を上り下りしながら友人の家に寄せてもらう。 まさに新婚というフレッシュな家庭で休憩させてもらい 上質の休憩を得ることが出来た。 そうこうするうちに、 「誰も酒を飲まないから飲んでみる?」ということになり、 出されたのはあの『百年の孤独』…

『星界小品集』パウル・シェーアバルト

こういうシュールなSFとでもいうのか、 非現実的世界のなかに散らばっている可愛さや滑稽さを 持ち合わせている作品も、また読んでみたいと素直に思う。 時代が変わり書物に対する価値観が変わっても、 当時これを読んだ人と同じ気持ちをもったと確信でき、 …

白熊

初めていただいた氷菓子。 そういえば幼い頃、とても練乳好きだったのを思い出す。 朝ごはんで食パンにかけていた気がする。 凍った蜜柑のトッピングが、 アジア的豪快デザートの片鱗をうかがわせている。 繊細で上品なおやつもいいけれども、 アグレッシブ…

カルボナーラ

麺に対してもう少し卵の分量を増やしてみれば、 余計なクリームぽさが引っ込んだのではないだろうか、 などと反省しつつガツガツ食していた。 ちょっと疲れがたまっているときに作ると一層美味しい 料理だと思う。ごくたまにで満足、年に1度でいい。

zio

ゼミの友人が帰郷し、 日中甲子園で観戦しながら談笑する。 休暇を終えると再び研修期間が待っているらしく、 開講される場所が寮から遠いのが難儀らしい。 ひとときの間ではあったがく十分に楽しんだ。 本当は毎年この友人とは、京都の外れにある 和菓子屋…

Mah-Jong

ギャンブル事をしない性質であっても今日は別で、 同窓との麻雀会合に出る。 面子とは数ヶ月ぶりの再会で、変わりなく元気だった。 年に1度あるかないかの面白い日であり、 事実そうだった。 ことごとく不利な状況で必要のない危険牌6索を自摸ってくる。 ほ…

'05ツール・ド・フランスその2

レース内容や結果などは詳しいサイトでみればいいので、 その他を書きたい。ただ、第7ステージを見た感想として、 ちょっとフェアプレーもしくはスポーツマンシップの概念は、 自転車レースにおいては希薄な感じがした。それとも フランス人の性格がちょっと…

giro d’estate

友人の新車に乗せてもらう。 クルマの知識もほとんどなく、 普段、車に乗ることが全くないので 乗車するのに人一倍興奮してしまう。 車種はmobilio spikeというそうだ。 インテリアにこだわっていて、4つもディスプレイを装備し 広々とした乗り心地の5ドア…

'05ツール・ド・フランスその1

やはりギャラリーや町並みが素敵すぎる。 次第にバカンス色も帯びてきて、山岳などで より花やかになるのが待ち遠しい。手の形をした グリーンの応援グッズを見かけるけれども、 部屋に飾って中継を楽しみたい。 今大会、序盤エース級の落車が多い気がする。…

cocomelo giallo

黄色い西瓜を食べているとき、 どこか別の世界で暮らしていて、 そこで食事をしているような感覚に陥る。 ぼくだけかもしれないけれど、 夏のSFな果物のようだ。 赤、黄、赤、黄、赤・・・と交互にいただくと どんな感じなのか確かめたくなる。 ともあれ、夏…

'05 ツール・ド・フランス開幕

今年もやって来た、「英雄たちの夏物語」。 自転車が趣味になったのは、東京から佐賀県唐津市に 転勤となったチャリの師匠と、 彼が見せてくれたツールのビデオだった。そしてその時から、 ランス・アームストロング(当時USポスタル所属)と、 なぜかジャジャ…

ortensia

雨中、山に行く。 晴れたより涼しいので走りやすいようだ。 湿り気で緑の香りがいつもより鼻につく。 一息入れていると、 少しの晴れ間にアジサイが照らされる。 水彩で描いたような淡いブルーに癒される。 帰りの坂道で滑らないようにゆっくり下った。

deludente

友人と夕方に「バス174」を観にいく。 二人とも映画館のHPで上映時間を確かめたはずが、 今週は特別期間で催しがあるらしく、 昼の1回のみの上映となっていて観れない。 鑑賞できないのは残念ではあったが、この映画館全体の雰囲気が 以前より希薄で散漫…

夏はフレッシュ・ジュース

デパ地下のジュース売り場にて。 酸っぱいもの好きとしては赤いプラムをチョイス。 黄色のはミックスジュース。 この果実の凝縮感、ピチピチ感。どこかに向かって走りたくなる。 「どう、美味しいだろ?」とジュースがニヤッと尋ねている。 ・・・この野郎、…

un incorto gladito

近頃いろんな訳で東京へ引っ越す友人が多い。 そのうちの一人とご飯に行く。ざるうどんののどごしがたまらない。 誰もが明日どうなるかも未定なので、 その都度遣り残したことがないように人と時間を楽しむ姿勢は 大切だと感じた、もちろん軽く柔らかい普段…

「あらかじめ決められた恋人たちへ」

2ndアルバム「ブレ」を試聴する。 アーティスト池永正二氏とは直接の面識はないが、 過去にデモテープを聴く機会があったのを覚えている。 非常にシンプルでナチュラルな興味深い音を作る人で、 曲を聴いていると、いつの日か見たことのあるような 優しくて…

forca

映画祭でレアな映画を楽しみたかったが、 整理券を得られずがっかりする。 沈む気持ちを払拭すべくあまり行ったことのない山をクライムする。 ヘルメットが無いので危険を感じない地点まで分け入る。 木陰の涼しさが体にしみる。持ってきた清涼飲料水も いつ…

his 200wins

野茂vs清原の頃から、もうそんなに年月が経っていたとは。 いろんな性格の選手がいるから野球は楽しいという前提で。 野茂投手ほど多くを語らず、その存在をマウンドの上だけで 証明してきた野球選手はいないのではないだろうか。 おめでとうございます。こ…

アフォガート(写真)

コーヒーフロートとも呼ばれていると思う。 アイスクリーム(ジェラート)に 温かいコーヒー(エスプレッソ)をかけて味わう。 どんな頂き方もありなのでちょっと楽しい気分。 簡単に作れて自由度の高いスイートだと実感する。

gelato affogato

深夜のフットボール観戦時間と健康状態は反比例するらしい。 この時期、一サッカーファンとして体調管理に気を遣ってはいるが、 来月にはツール・ド・フランスや全英オープンが待っている。 こうなってくると期間限定だが、 体を動かし汗を流す目的は体調管…

図書館格差への憤り

近畿での話になるが滋賀県は偉い。資料によると、 住民一人当たりの蔵書数は約4.82冊で全国1位。 昔は全国で最も図書館の少ない県だったらしいが、 自治体の奮闘努力がひしひしと伝わってくる。 阪神間もファイトしてる。中でも芦屋市の住民一人当たりの 蔵…

閑静な小道で発見

男性の肖像と意味のありそうな漢文が彫られていた。 漢字を読んで、一瞬ルーツかと仰天した。

e capostipite?

寝不足のせいか、しばしば立ちくらむ。 就寝前に無意識に興奮するのを止めなければ。 特に何があるというわけでなく単にワクワク病らしい。 どこかの国のスターのサントラやDVDを楽しむために、 ラジカセやPS2を持っていかれた。 音楽を聴く道具はラジオだけ…

世界ユース開幕とジロ・デ・イタリア

"EL GOLAZO"の金田喜稔さんがコラムでいいたいことが よく分かった。その通りなんだ。それにしても熱い御仁だ。 ワールドユース初戦はオランダの左サイドで張っている 陸上短距離選手にやられる。そこだけ異種格闘技戦に感じた。 ドフリーのカレンが外した以…

アズノールうがい液

うがい=イソジンは定番だった。でも爽快感や 効いている実感ではこちらの方が優った。 必要以上にうがいがしたくなる、永遠にゴロゴロと。

occhiali

左のレンズの傷みが進み視界がわるくなり、 所々フレームのメッキもはがれており、 早急に新たなメガネを調達せねばならない。 しかし一人で全て手作りの知人の店に今から注文すると、 完成までにおよそ7ヶ月を要するそうだ。 テレビで取り上げられ注文が殺…

グズベリー"gooseberry"

植物であり本来ciboではないが食べ物ということで括る。 しかもイタリア語で何というのか正確に分からない。 ともあれ今年も実をつけてくれた。ありがとう。 何というか、木イチゴが一番奥ゆかしいフルーツのような気がする。 そろそろ植え替えが必要で時期…

ribes

ホームセンターに用事がありレジで会計中に、 挙動不審なオジサンがガスター10を手に後ろに並ぶ。 左右に揺れながら腹を押さえてウンウンと唸るように呼吸している。 ここではなく医者に直行するのが間違いなさそうだ。絶対。 それともレシートと一緒にレ…