2008-01-01から1年間の記事一覧

コーチの疲れ

若手を積極的に起用、しかし結果はすぐには表れない。 ベンチでメガネを取り、うつむき加減に目をこする。 見ていてそりゃ疲れるだろうと同情してしまった。 ヒゲのコーチも年をとったとしみじみ思う。 長いシーズン、試合時間も長いプロ野球の首脳陣は大変…

ne capiro il tempo della raccolta

青々としたゴーヤと違って、 白ゴーヤを収穫するタイミングがつかめない。 大きくなるのを待ちすぎると、 すぐ熟れ切ってしまい黄色くなる。 なじみのない素材を初めて口にするときは、 かなり味覚を集中する。そこがいいと思う。 太古の昔からその部分にお…

最後の戦い(1983年,フランス)

ジャン・レノ強すぎ。 最後のほうはよくわからなかったが、 とにかく一発目の武装したジャン・レノが怖かった。 あと医者が渋い。

da indicare una strada

カレーと、とっておきカレーラムネ。 相性のいい組み合わせじゃなかった。 そもそも炭酸とカレーがよくない気がした。 街で二人連れから、 とあるアウトドアショップへの行きかたを聞かれる。 差し出された大まかな地図を囲み、 よく通るエリアでないけれど…

コンノート爆破事件

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200809140013.html あの場所で・・・。

チャリで走ってみたい屋内

オスカー・ニーマイヤーの作品写真集を眺めていて、 無性にその建物の中を自転車で、結構なスピードで走りたくなった。 氏の作品から一般道路へ出て、 別の作品の内部へ突入するというルートで、 自分の走りを思い描いていた。ゴールはブラジル国立美術館。 …

la campanella giapponese

朝顔の咲く季節も終わりを告げようとしている。 控えめな葉と花開く前の細長いつぼみの組み合わせがかわいい。 西洋のものにはあまりない、 いわゆる古典園芸植物の持つ愛らしさにひかれるのだろうか、奥深い。 このように日々の生活の、ちょっとした彩りを…

独立愚連隊(1959,東宝)

岡本喜八監督の生み出す作品のテンポやリズムが合うのだと思う。 「斬る」や「大誘拐」とか、劇と現実の間の大事なところを、 独特の臨場感をもって説得されるような気になる。 佐藤允と中谷一郎の、分かっているが核心に触れないやり取りも印象深い。 大陸…

una pendenza di 23%

ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージのラストの山アングリル、 解説によるとプロでも一般的な枚数のギアなら苦戦するそうだ。 バイクカメラもよくやると思わせる急勾配。 そして興奮の余りコースにせり出してくる観客から、 軍のガードがショルダーチ…

WAR "Why can't we be friends?"

レゲエとは恐らくこういうものだと思うけれども、 この軽快なリズムに、重く痛切で、並々ならぬ思いが込められいる気がする。 この曲をポジティブに、 笑みを浮かべながら口ずさめる日を心から願う。

la città afoso

クールでスマートな秋が遅れている。 夏よ、そして高気圧よ、 このままだと自分が壊れてしまいそうなので、 申し訳ないがそろそろおいとましてくれ。 元はといえばこの星への、人間の傲岸不遜な態度が招いたことだけど、 お前の高い湿度と容赦ない酷暑にお手…

赤塚不二夫氏逝去

ニュースをを知り、 うむを言わせず何かを持ったギャグマンガをもっと読みたい自分がいるのを知る。 パワー全開のギャグマンガが足りない。 『天才バカボン』の家庭はすごいなとか、イヤミとチビ太の絡みがいいなとか、 本官は撃ちすぎだろとか、赤塚ワール…

un cascante arrampicatore

医者から申し渡されたのは当面の禁酒・禁カフェイン。 まあやればできる範囲だ。 ただし、無理せず安静にという忠告は受け入れがたいものがある。 ツール・ド・フランス第10ステージでの、 感動的なピエポリとコーボのワンツーフィニッシュに発奮したのも束…

カート・ヴォネガット『タイタンの妖女』

ゴリゴリした展開でグイグイと読了。 ほとんどSFは読まないので上手く説明できないけれども、 設定がぶっ飛びすぎてるのにもかかわらず、 現実的に迫ってくる確かな感覚。 よろしく、と日常よく使う言葉がちょっと怖く切なくなったりした。

la vista nostalgico e fresco

こういう景色から思うに、 涼しげで懐かしい景色というよりも、 懐かしいから涼しくみえるような気がした。 初めて入る古書店で書棚をいろいろとみる。何気ない旅行の気分。 興味をそそられる書物もあるが懐具合から断念。 しかしこれだけゆっくり陳列をみて…

コーヒーゼリー

喫茶店などでコーヒーゼリーを注文したことがないので分からないが、 コンデンスミルクをかけて食べてみた。 変にごてごてしたスイーツより全然よかった。簡単だし。 何か、きれいな人がコーヒーゼリーを賞味しているのを みるともなくみていたい気がした。

il imbianchino chiacchierone

朝、まだ気温が上がらないうちにと体を動かし帰ってくると、 もうすでに汗のしたたる暑さをもと、 塗装店の方がうちの外壁などを補修していた。 今日はたしか来てもらう日だった。 仕事とはいえこんな夏の日に、 屋外での作業はご苦労だと思いながら一声挨拶…

Bobby Hebb"SUNNY"

ある映画の1シーンで流れ、心の奥の普段あまり使われない部分を、 そのシーンとこの曲でぐぐっと揺さぶられていた。 こんなに狂おしいほどのthank you for〜は、 声に出そうと思っても出せるものじゃない気がした。 このボビー・ヘブの歌は、とにかく真っ直…

la finestra calda

あまりに眠れなさすぎて、 眠気の壁を突破したような感覚に襲われる。 レコード店へ行き、一緒に居た友人に、 最近耳にしたエチオピアのファンク音楽のカッコ良さを言い表そうとした。 多少興味があるようで、より具体的な説明を求められ、 小さいときに学校…

EURO2008決勝ゴール雑感

ああいうお祭りに合流できたら気持ちいいんだろうな、 などと率直な憧れとともにゲームをみた。 パスサッカー、楽しかった。 ドイツvsメキシコ(ドイツW杯)、ドイツvsアイルランド(日韓W杯)を ゲームのあいだにぼんやりと思い出していた。 多分アシストは…

messe quest’anno

グズベリーを中心として、今年も収穫を終えようとしている。 まだ熟してないのもあり、後にも少し楽しみが残っている。 しかしぷちぷちとした色あい豊かで小粒な果実を集めるとき、 ちょっとだけ時間が止まったような気分になるのはなぜだろう。 ふわっとし…

W杯アジア最終予選組み合わせと中東の応援

ぶっちゃけたところ、B組に入っていたらちょっとまずかったのでは、 ということ以外、詳しくないのでよく分からない。 実力で勝てばいいがレフェリー次第でどうにでもなりそうで・・・。 ただアウェイでの生中継をみるにあたり、中東バーレーンやカタール戦で、…

Tenpura-soba

寝しなに突如あつあつの天ぷらそばが食べたくなり、 覚めてもそのままぼーっとした朝を迎えた。 顔を洗いながらまたもや昨夜の天ぷらそばが蒸し返してきて、 やはりここはと、遅めの昼飯に蕎麦屋の暖簾をくぐった。 「天ぷらそばを」「天そでーす」「はい、…

黒砂糖でプリンをつくってみた

黒糖好きには受けるだろうが、 いかんせんカラメルが黒砂糖の伸び伸びとした甘さの良さを、 しっかりとしたビターな甘さが邪魔しているようで、相性がよくない印象だった。 カラメルの代わりとなる淡白でさっぱりとしたソースを仕込んでみようと思う。 さて…

il dono di camicia a polo

父宛に小包が届いた。 送り主は兄弟の彼女だ。 日頃からシャツがほしいと念仏のように唱えていた親父に、 素敵なポロシャツが届けられた。 推測するに娘がおらず、 男からのギフトよりも女の子から受け取りたいから 弟に、間接的に言いまくっていたのだと思…

パリ空港の人々(1993,フランス)

パスポート不所持による不法入国という社会問題を取り込みながら、 さらっとした仕上がりで、テンポもいいと思った。 旅行のときのちょっとしたトラブルが、 いまは一つの話になっているというような気持ちを思わず覚えた。 食糧調達時のちょっとした笑いあ…

a pontile

ヨットだかクルーザーだか、 とにかく小型船舶に試乗できるイベントがあった。 縁のない代物に揺られるのは楽しいだろうが、 眼前に広がる汚れた港湾の海の色を思うと、 この白いデッキへ乗ってみようという気持ちにならなかった。 こんな乗り物よりも、まず…

「アンゴウ」

求めること自体に無理があるかもしれないけれど、 最近のミステリーは読み終えたあとの感触が、 どろどろしたりしゅんと尻すぼみしたりと、すっきりしないことが多い。 そういったなかで、この短編の何ときらきらっとしたことか。 日本探偵小説全集の10を読…

sorteggio e masticaro la gomma

引き続き告知:あろうことか、パソコンのデータがほとんど全部消えました。 アドレスをご存知のかたは、お手数ですがメールを送ってみてください。 よろしくお願いします。 当たるときは立て続きに当たるもので、 ささやかな喜びと驚きの中に、 ここ数日に起…

"78tours"

哀しげなワルツにシュールで流れるような展開。 キャラのイメージを固定せず、みる者に任せるのがとても気持ちいい。 疾走感あふれる作品"JEU"も気持ちいい。 Georges Schwizgebel氏の作品は鑑賞後が不思議な清涼感をくれる気がする。